呼吸器内科

息切れ、胸が苦しい、圧迫される、しめつけられる、動悸がする
といった症状があるときに、検査、治療を行います。
気管支炎喘息、肺気腫(COPD)、睡眠時無呼吸症候群、
在宅人工呼吸法、肺がん検診などお気軽にご相談ください。

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  • 肺の生活習慣病:慢性閉塞性肺疾患(COPD)

    40歳以上の約10人に1人がCOPD(慢性閉塞性肺疾患、Chronic Obstructive pulmonary Disease)と推定されています。
    COPDは肺気腫症、慢性気管支炎など、気道がふさがれて息苦しい状態が続く病気の総称です。最大の原因は喫煙によるものですが、細菌やウイルスによる感染が原因のこともあります。
    肺気腫症と慢性気管支炎は共に中年以降の喫煙者が多く、タンや咳、息切れが特徴です。

    まずは禁煙をして、治療に取り組む必要があります。

    風邪や他の病気と勘違いして見過ごされることも少なくありません。重症になると呼吸困難に陥ることもある危険な病気です。

     COPD 初期症状の「息切れ」とは?

    「動くと息が切れる」 「咳や痰が多い」 「動悸を感じる」
    加齢により、誰もが多少は経験する息切れですが、特に喫煙者や高齢の男性は一度自分の息切れの度合いをチェックしてみましょう。

    • 息切れ度:1 同年齢の健康な人と同じように動くと、息の仕方が違う
    • 息切れ度:2 坂や階段での上り下りがつらいと感じる
    • 息切れ度:3 普通の道でも1km位歩くと息が切れる
    • 息切れ度:4 100m以上休憩なしで歩けない
    • 息切れ度:5 衣服の着替え、風呂に入ったりするような日常的なことでも息切れがする

     COPDチェックリスト(3つ以上当てはまる方はご相談ください)

    ① 1日に何度もせきがでる
    ② 1日に何度も黄色がかった粘っこい「たん」が出る
    ③ 同年代の人に比べて息切れしやすい
    ④ 40歳以上だ
    ⑤ 現在喫煙習慣がある、または以前あった

    COPDの診断方法呼吸機能検査(スパイロメトリー)

    上記のチェックの結果が心配な方、喫煙経験がある方は、早期発見のためにも呼吸機能検査機(スパイロメーター)による検査をお勧めしています。
    この検査は、思い切り息を吸い、全部強く吐き出した空気の量と、最初の1秒間に吐き出される空気の量を測るものです。この値が正常値よりも低い値ですと、COPDの疑いがあります。

     スパイロメトリーでわかる肺年齢

    肺年齢とは肺の健康状態=自分の呼吸機能を表す目安です。
    実年齢よりも高い結果が出た場合は、精密検査を行うことをお勧めしています。肺年齢を定期的に測定すれば、肺の健康管理・病気の早期発見に役立ちます。

    たばこと「息切れ」

    たばこと「息切れ」息切れと喫煙には深い関係があります。喫煙者ほど加齢とともに肺の動きが悪くなります。タバコは肺に炎症を起こし、肺の機能を低下させます。 息切れが気になる喫煙者の方は、まずは禁煙することが大切です。

    当院は禁煙外来を備え、医師と一緒に禁煙に取り組むことができます。

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